「新しく建設した住宅には、長く安心して住み続けたい」と誰もが考えますよね。
それを実現するためには、住宅を長持ちさせるための対策が必要です。
そこで今回は、注文住宅を長持ちさせるためのポイントとメンテナンスについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
1つ目のポイントは、耐震性能が高い住宅にすることです。
地震大国である日本に住むのであれば、地震に強い住宅づくりは必須と言えます。
現在の建築基準法では、震度6から7の地震ですぐに倒壊しないようにする必要があります。
この基準ギリギリで設計されている場合、建物の倒壊は避けられても、損傷やダメージを受ける可能性が高いので、気を付けましょう。
2つ目のポイントは、湿気対策をした住宅にすることです。
日本は、年中湿度が高い気候なので、湿気対策も大切です。
湿気が住宅内にこもりやすいと、構造体や土台部分の腐食の原因になります。
湿気がこもらないようにすることで、住宅の寿命を延ばせるでしょう。
3つ目のポイントは、間取りに可変性を持たせた住宅にすることです。
年月が経つと、子供が巣立つなどの理由で、ライフスタイルが変化することもありますよね。
間取りに可変性を持たせておくことで、そのような場合でも、不要な部屋を出すことがなくなります。
住宅は、使用されない部屋から傷んでくるので、使われない部屋を出さないような工夫が必要です。
1つ目は、外壁や屋根のメンテナンスです。
これらは、直射日光や雨風を常に受けているので、劣化が激しいのが特徴です。
このメンテナンスを怠ると、塗装が剥げてしまい、ひび割れや内部の腐食の原因になります。
最初は小さな傷であっても、大規模な工事が必要になるほどのダメージにまで広がることは、珍しくありません。
少なくとも10年に1回のペースで、メンテナンスを行うようにしましょう。
2つ目は、半年から1年ごとに点検を行うことです。
10年に1回のような大規模工事も大切ですが、それと同等以上に日頃からの点検も大切です。
なぜなら、何か不具合が生じた場合に、早期発見できるからです。
つまり、人間で例えると、大規模工事が手術、点検が定期検診みたいな感じです。
住宅を長持ちさせるためには、何も特別なことは必要ありません。
普段からきれいな状態を維持すること、不具合が発生した場合に早めに対処することの2点を意識すれば、長期間安心して生活できる空間を維持できるでしょう。
今回は、注文住宅を長持ちさせるためのポイントとメンテナンスについてご紹介しました。
注文住宅を長持ちさせるためには、早めに劣化箇所を見極め、対策を講じることが大切です。
注文住宅のメンテナンスにお困りの方は、これらの情報を参考に長持ち対策する際にお役立てください。