近年、自然素材を使った家の人気が上がっています。
特に無垢材について聞いたことがある方は多いと思います。
では、その魅力とは何なのでしょうか。
本記事では、無垢材とは何か、そして無垢材を使うメリットをご紹介します。
そもそも無垢材とは何でしょうか。
無垢材についてすでにご存知の方も多いとは思いますが、一度おさらいしておきましょう。
無垢材とは、丸太から切り出した自然のままの木材のことを言います。
フローリングには、無垢材の他にも集成材があります。
集成材とは、薄い木材を接着剤で張り合わせたもので、無垢材の「自然」に対して「人工的」と表現できます。
集成材は、人工的に木材を張り合わせているので一定の品質が担保されているのが特徴です。
反対に、無垢材は自然のままの木材なので品質にはばらつきが出てしまうでしょう。
その代わりに、ひとつひとつが個性的であるため、表情が豊かになります。
無垢材のことを知っていただけたところで、次に無垢材を使って住宅を建てるメリットを見ていきましょう。
ここでは、5つご紹介します。
1つ目は、あたたかみのある質感が生まれることです。
無垢材を使うと、天然の木ならではのあたたかみが生まれます。
1枚1枚で少しずつ色や木目が違うため、自然な感じや落ち着いた雰囲気を演出できるのです。
2つ目は、経年変化を楽しめることです。
経年によって無垢材の色合いが変化し、その変化の仕方は木材の種類によって様々です。
住宅は長く住むものですから、その中で変化を楽しみ続けられるのは嬉しいですよね。
3つ目は、調湿作用があることです。
室内の湿度が高い時には無垢材が水分を吸収し、湿度が低い時には水分を放出してくれます。
それにより、ジメジメや乾燥を防いでくれて快適な生活が実現するでしょう。
4つ目は、心地良いことです。
無垢材のフローリングは冬でも暖かく、素足でも過ごせるほどです。
木本来の心地良さで一年中快適に過ごせるメリットがあります。
5つ目は、身体に優しいことです。
上記でご紹介した集成材のフローリングには、化学接着剤が使われることがあります。
有害物質が放散することもあり、室内の空気が汚染される可能性も否めません。
一方、無垢材には接着剤が使用されないので、健康に優しいと言えます。
本記事では、無垢材とは何か、そして無垢材を使って家を建てるメリットをご紹介しました。
ご紹介したメリットに少しでも惹かれた方は、ぜひ自然素材を検討してみてくださいね。
当社では、なるべく体に害のない素材を使用して家を建てています。
自然素材についてご質問がある方は、ぜひご相談ください。