注文住宅を建てるのが初めてで諸費用がどのくらいかかるのか、何が諸費用に含まれるのか分からない方が多いでしょう。
諸費用によっては現金でしか支払えない場合もあります。
そこで、今回は諸費用とは何かと諸費用の種類をご紹介します。
ぜひ、注文住宅を建てる際は参考にしてみてくださいね。
□諸費用とは何か
諸費用とくくられても、どんな費用なのか分からないですよね。
注文住宅を建てる際は以下の諸費用がかかります。
・住宅ローンの借入費用
・登記費用（所有権移転登記や抵当権設定登記などにかかる費用）
・不動産業者に対する仲介手数料
諸費用を支払うタイミング、金額は項目によって異なります。
しかし、いずれの諸費用も住宅ローンの借入でまかなうことは難しく現金で支払うのが一般的です。
諸費用を住宅ローンでまかなえる場合も少ないですが、あります。
しかし、全てをまかなえるのではなく、「全体の10パーセントまで」「500万円まで」などと上限が定められている場合がほとんどです。
注文住宅を建てる際は、建築費や土地代以外にも諸費用がかかることを頭に入れて、余裕を持った資金計画をたてましょう。
□諸費用の種類とは
諸費用には以下の種類があります。
1つ目は土地に関わる諸費用です。
不動産業者に支払う仲介手数料や売買契約書の印紙代、土地の所有を示すための登記費用などを合わせて土地を購入した費用の10パーセント程が諸費用でかかります。
選んだ土地に古い家がのこっている場合は取り壊し料金もかかります。
100万円以上かかることもあるので注意しましょう。
2つ目は建物に関わる諸費用です。
建物を建てるのにかかる費用の内10パーセント程は諸費用になっています。
諸費用には、印紙代、建築確認申請費用、建物表題登記費用、不動産取得税などが含まれます。
建築に関わる費用も、家本体を建てる費用と建物以外のガス、水道の工事や庭等の外構工事などの付帯工事費に分かれます。
3つ目は住宅ローンに関わる諸費用です。
住宅ローンを組む場合にかかわる諸費用で、住宅を建てた2〜5パーセント程かかります。
諸費用には契約に関わる費用、保証料や手数料、保険に関わる費用が含まれます。
これらで紹介した諸費用はあくまでも目安です。
会社によってかかる諸費用は異なるので、契約前にどのくらいかかるのかを確認しておきましょう。
□まとめ
諸費用とは何かと諸費用の種類をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
この記事がお客様の満足のいく家づくりの手助けになれば幸いです。
また、この記事についてなにかご不明の点があればお気軽にご相談ください。