スタッフブログ


2019.12.13

『手つなぎ防災広場』

カテゴリー: 未分類

こんにちは。
西川建設 久保本です。

先日、子供たちの通う小学校で5年生を対象に『手つなぎ防災広場』という行事(?)がありました。
大きな地震がいつ起きるかわからないとい     われているなかで、最近はこういう防災のイベントや行事も多くなっている気がします。

今回は、『災害』や『防災』について赤十字の方の講演を聞いて学びました。
この辺りで懸念されている南海トラフ地震がもし起きてしまったら・・・
近隣の県も被災しているため近隣の県からの助けはないとおもっておかなくてはいけない。
そして遠くの県からの助けがあったとしてもそれは想像以上に日数がかかると思っていなくてはいけないとのことでした。
だからこそ『自助』・・・自分で自分を助けること ができるような備えが大事なのだそうです。

そのためには家具の転倒防止器具をつけたり、非常食や水を常に確保しておいたり・・・といった備えが大切です。

備えておいたもので実際に災害があったときにどうやってご飯を炊くかという体験もしました。
ビニールの中に無洗米と水を入れて大きな窯で一度にご飯を炊く方法です。

     

 

災害が起きると水はとても貴重です。
ビニールに入れて調理をすることができれば、大きな窯のなかの水が川の水でも雨水でもなんでも活用できるので、
限られて水を大切にしながら調理ができます。
思った以上にきれいにおいしく炊き上がりました!!

担架の代わりに毛布を使って、負傷者を運ぶ練習もしました。


簡単なようですが、
毛布の両サイドを小さめにくるくる巻いてつかむこと
頭の側に力のある人が並んだほうが良いこと
掛け声をかけながらたちあがったり移動したりすることが必要なこと
などコツがあり、これをしていないとうまく運べなかったりして負傷者がさらに苦しい思いをすることになってしまいます。
そうならないように、みんなで何度も練習しました。

火災が起きたときどうなるのか・・・ということで煙の充満したテントに入って通り抜けて出口からでる体験もしました。

  
私たち保護者も入らせてもらったのですが、右側の写真の通り本当に真っ白で、少し先も見えない状態でした。
これが本当の火事で、怖くて熱くてあわてていたら・・・と思うと、逃げ出せない気がして怖くなりました。

普段からこういった機会があれば大人も子供も体験しておくことが大事だなと思います。
そしてお家づくりの際にも防災について考えておくことが大事です。
西川建設では家具が転倒しないように、作り付けの収納棚をご提案したり、
建物自体も耐震等級3のお家を提案させていただくことで、少しでも安心・安全に暮らしていただけるように考えています。

ただ生活できればいいというわけではなく、命を守ることのできるお家づくりがこれからは必要だと思っています。

市のイベントや地域のイベントなどでも防災に関わるものが時々あります。
ぜひ参加してみてください!!



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