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2020.09.26

注文住宅を検討している方はいませんか?無垢材と集成材の違いを紹介します

カテゴリー: 未分類

無垢材と集合材の違いをご存知でしょうか。
素人の方の中には無垢材と集合材をはっきり理解できていない方がいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、注文住宅を検討している方のために、無垢材と集合材の違いとそれぞれのメリットをご紹介します。

□2つの違いとは

無垢材とは天然の木をそのまま使用して、目的の形に変えただけの素材のことです。
目的の形に加工しても、木本来の性質が残っていることが多いので、どの木を使うかによって強度、耐久性、匂い、雰囲気が異なるでしょう。

一方で、集合材とは木をのこぎりで木の板にしたり、小角材のピースにしたりしてから、つなぎ合わせた素材のことです。
ドイツ生まれの方法ですが、加工しやすく組み立てやすいので、今では日本でも多く使用されている方法です。
接着剤を使用するので、大工によって差が出ないのも特徴です。

□それぞれのメリットとは

無垢材には木目を楽しめるメリットがあります。
天然木をそのまま切りだしているので、木目が切り離されることなく楽しめます。
室内にぬくもりを生み出してくれるのも集合材にはないメリットでしょう。

また、無垢材は天然木を加工していますが、加工された後も空気中の水分を吸収したり放出したりするので、調湿機能があります。
日本は四季や梅雨があるため、1年で湿度の変化が激しい国ですよね。
しかし、無垢材は湿度の高い日は水分を吸収し、低い日は放出するので、室内の湿気をある程度一定に保てて快適に暮らせます。

また、断熱機能はコンクリートの2倍あると言われており、電気代を節約できます。

一方で集合材には、また別のメリットが存在します。
先ほども少し紹介しましたが、無垢材は水分を吸収、放出するので、長年使用していると反りや割れが発生するでしょう。
反りによって、床や壁が動き、床に隙間ができてしまいます。
しかし、集合材は木をパーツ化してから組み合わせるので、無垢材よりも木材の形が変形しにくく、長年使用しても隙間やひびに悩まされることは少ないでしょう。

また、集合材は扱いやすいというメリットも存在します。
木は場所によって強度やしなやかさが異なるので、適切な部位がそれぞれあります。
パーツにばらしてから組み合わせると、目的の場所に適切な木の部分を組み合わせるため、ばらつきが少なくなるでしょう。

□まとめ

無垢材と集合材の違いをご紹介しました。
それぞれにメリットとデメリットが存在するので、慎重に検討するのがおすすめです。
注文住宅はオリジナルの住宅を造れるので、ぜひ納得がいくまで考えてみてください。



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