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2021.02.7

注目のパッシブデザインとは?注文住宅をお考えの方は必見!

カテゴリー: 未分類

「注文住宅を検討しているが、パッシブデザインが気になる」
このような考えをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
今回は、パッシブデザインについて解説します。

□パッシブデザインとは何か

これは、自然のエネルギーや自然に起こる現象を生かした設計を指します。
自然界に存在するエネルギーを利用して暮らしやすい家を作るため、自然を感じられる過ごしやすい家を作りたい方や、省エネルギーな家を建てたいとお考えの方におすすめだと言えるでしょう。
具体的なデザインの内容としては次のようなものが挙げられます。

*太陽熱の利用

太陽の熱を利用した設計は、パッシブデザインの中でも人気があります。
大きな窓から太陽の熱を室内に取り込んで、夜まで熱を蓄積できるデザインも人気があります。

*自然風の利用

自然の風を利用して過ごしやすい空間をデザインできます。
寝苦しい夏の夜や、季節の変わり目には外気を効率的に室内に取り入れられるデザインが効果的でしょう。
自然に発生する風をうまく利用すれば、エアコンや暖房機具を使う時間を減らせるでしょう。

□メリット・デメリットを紹介

パッシブデザインには次のようなメリット、デメリットが存在します。
人気のある考え方ですが、メリットとデメリットをしっかり比較した上で取り入れるかどうかを比較しましょう。

メリットとしてまず最初に挙げられるのは、温度環境が快適になることです。
先ほども紹介した通り、エアコンや暖房機具の使用時間を短縮できるため、エアコンの風が苦手だという方や、乾燥肌が気になる方などにはパッシブデザインが効果的でしょう。

また、室内の温度が建物全体を通して安定するため、体への負担が軽くなります。
廊下やトイレといった場所とリビングの温度差にびっくりすることが減るでしょう。

さらに、自然に合わせた暮らし方ができることもメリットでしょう。
自然エネルギーをうまく利用して暮らすためには、住む方の工夫も必要ですよね。
熱や風をうまく利用して暮らすためには、窓やカーテンの細かい開け閉めやすだれやひさしの設置がポイントです。
エアコンや暖房のように、温度を設定してボタンを押すだけといった暮らし方から変化するでしょう。

デメリットとしては、イニシャルコストが高いことが挙げられるでしょう。
気密性を高くしたり、大きな窓を配置したりするデザインの場合、一般的な注文住宅と比較してイニシャルコストが高額になる可能性があります。
長期的な目で見れば、問題のない場合でも建築コストについてはしっかりと検討しておきましょう。

□まとめ

パッシブデザインは自然の力を利用した設計が魅力です。
この記事を参考にして、ぜひ注文住宅にパッシブデザインを取り入れてみてはいかがでしょうか。



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