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2019.02.8

温度差が命の危険をまねきます!!

カテゴリー: まゆみの日々のあわ

こんにちは。

西川建設 久保本です。

すごく寒くなったと思ったら暖かい日もあったりして体がついていきませんね。

先日、高松市で『くらしこく』の集まりがありました。
   ***「くらしこく」は、高性能なスーパーウォール工法によって、四国で家づくりを行う建築のプロ集団です。***

難しい話もあったのですが、女性の会『ブリリアント会』では『ヒートショック』に関する勉強会をしました。

『ヒートショック』とは、暖かい部屋から寒い部屋への移動など温度の急激な変化が体に与えるショックのことです。
特に住まいの中では入浴時に急激な温度差の影響を受けることがあります。
リビングから脱衣室絵移動したときの温度変化や、
衣服を脱いだ時の温度変化、
浴室に入ったとき、浴槽に入ったときや、
浴槽から出る時など。。。
温度のアップダウンが急激に起きるせいで血管の収縮や拡張がおきて、血圧が上がったり下がったりを繰り返すことで、心臓や血管・脳に負担がかかり、『ヒートショック』が起きてしまいます。

メディアで報じられることはなかなかないそうなのですが、年間の入浴中の死亡者数は、交通事故のなんと約5倍!
家庭内の事故の中でも入浴中の死亡事故は約4割といわれています。
それが夏場に比べて冬に6倍も増加しているという報告が挙げられていることを考えると、原因がヒートショックと考えられるものも多いのではないでしょうか。

特に四国はの愛媛と香川は高齢者の入浴事故発生率の高さが7位と1位 Σ( ̄ロ ̄lll)という驚きの結果が挙げられていました。
四国地方は温暖な地域であるために、住まいに寒さ対策をなされていないのが原因ではないかといわれています。

それが示すように、寒さの厳しい青森や北海道は44位、46位となっていて、寒さ対策ができているお家に住んでいるからだと考えられます。

また、『ヒートショック』に関して研究されている奈良産業医科大学の佐伯先生の研究によれば、
厚着をして寒さを防いだとしても、血圧の上昇はおさえられない。
室温を上げないと効果がない。
のだそうです。

「寒かったら厚着したらいいわ!」ではないんですね・・・。

『ヒートショック』を防ぐためには冬に暖かくて、温度差をなくすお家づくりが必要だということがわかりました。

浴室だけでなく、お部屋とお部屋の温度差もなくなるように考えたお家づくりをすることで、
大切なご家族の命を守ることができるのだと思うと、西川建設が考える『素敵ないつも』を過ごせる、健康で快適なお家づくりについて、もっと皆さんに知っていただきたいなと、今回の勉強会であらためて思いました。

2月24日には温度差の少ないお家であるスーパーウォール工法のお家に住んでいるお客様のお家を訪問してお話を聞いたり、実際にあったかいお家を体感していただけるイベント『escort⇒house』を開催します。
午前・午後各5組様の予約制となっていて、すでに半分の席が埋まってきております。
ご興味のある方は是非お気軽にお問い合わせください♪



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