家づくりプランナー 福田です。
西川建設ではお家を建てる際に、間取りだけでなく
庭やウッドデッキなど外構工事のご提案をさせて頂いております。
プラン段階では、あまり詳しくはお話いたしませんが
お家の完成が近づくにつれ、お施主様のイメージも段々出来てくるタイミングで
外構プランを提案するのですが、実はプラン段階でどこに木を植えようか?玄関ドアまでのアプローチを
どうしようか?など、私自身の中である程度決めてからプランを描きます。
その中でも一番大切なのが、植栽です。
その植栽でも、色んな樹種や高さなどがありますが
現在、上分町で建てている新社屋で採用する樹木の選定に高松にある、末澤緑地さんへ行ってきました。
緑のプロフェッショナルの小林さんより、樹種だけでなく木の特徴を細かく教えて頂きました。
私が一番好きな樹木の『アオダモ』です。
枝ぶりや葉の付き方が絶妙でスゴク良い感じでした。
青空にそよそよと揺れる葉に癒されました。
オリーブ
ジューンベリー
シマトネリコ
モミジ
ヤマボウシ
たくさんの樹木がありますが、すべて山採りの木だそうです。
山採り?って何。と思われた方もいらっしゃるので少し補足させていただきます。
樹木は一般的には、市場で買ってきてお家に植えるのが基本的に多いと思われます。
市場で買う樹木は、畑で育てられたので素直に真っすぐ育ちます。
これはこれでキレイなのですが
山採りの木は自然の山で育てられた樹木になります。
何が違うかというと、山では樹木がたくさん植わっていて光が根本まで余り入って来ず
枝葉が自然と伸びて行きます。そうする事で、バラバラに枝葉は伸びますが自然な枝葉が逆に良い雰囲気を出してくれます。
なので、一本一本が個性がありその個性を生かす植え方をすれば自然な庭が完成いたします。
また、新社屋に来られた際には植栽にも注目してみてください。
きっと、癒されるはず・・・
最後になりますが、小林さんのお手本にしている本を紹介してもらいました。
建築家の伊礼智さんの設計するお家の植栽工事を担当する
萩野寿也さんの本です。
植栽計画が素晴らしく、木の枝のバランスや配置がどれを見ても絶妙です。
今回を機に、更に植栽について知識を深めたいと思いました。
お家の中と外がつながる設計、プランを考えて行きます。