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2021.10.4

新築で必要な収納の割合とは?計算方法や適正値を解説!

カテゴリー: 未分類

現在のご自宅の収納に不満を抱いている方は多いのではないでしょうか。
新築を建てるのなら、その不満を解消できるような収納にしたいですよね。
本記事では、新築で必要とされる収納の割合についてご紹介します。

□収納率とは何かを紹介!

ここでは、収納率についてご紹介します。
収納率とは、住宅の床面積に占める収納スペースの割合を指します。
つまり、どのくらい収納スペースがあるのかを示す指標になるのです。

では、収納率はどのように計算することができるのでしょうか。
床面積に占める収納場所の割合なので、収納面積÷延床面積×100で求められます。
延床面積を知るためには、図面を確認してみると良いですよ。

収納率がどれくらいであれば暮らしやすいか知りたい方も多いですよね。
一般的には、収納率の適正値は12パーセントとされています。
しかし、住宅の種類によって違います。
一戸建てでは10〜15パーセント、そしてマンションであれば8〜10パーセントが適正だと言われています。

収納

注文住宅をお考えの皆さんは、10〜15パーセントの収納率を目指して間取りを考えてみると良いでしょう。
一方で、収納場所が多すぎると物が増えすぎてしまい困る、という声も聞かれています。
ライフプランや家族構成も考慮して慎重に決めたいところですね。

□収納効率を考えることも大切!

上記では、収納率についてご紹介しました。
もちろん、収納率は1つの目安として建築前に知っておくと安心です。
しかし、収納率が高い家は必ずしも収納がしやすい家とは限りません。
収納率に加えて「収納効率」を知っておきましょう。

収納率を高める際に重要とされるポイントは、少ない箇所に大きな収納を設けることです。
これは、集中型の収納と言われるもので、家の散らかりの原因になりやすいです。

それに対して、収納効率をあげる際に重要とされるのが、分散型の収納です。
これは、家の中の各フロアに必要な収納スペースを設け、そこで足りない分を補うためにロフトなどの大型収納を設けます。
この方法を取ると、散らかりにくい収納が実現するのです。

収納率が延床面積に占める収納スペースの割合を示すのに対し、収納効率は収納の使いやすさを示します。
収納率に気を取られがちですが、実際に住みはじめてからの使いやすさも重視して間取りを決めていく必要がありそうですね。

□まとめ

本記事では、新築で必要とされる収納の割合についてご紹介しました。
ご家族の大きさやライフスタイルによっても変わるので一概に正しいとは言えませんが、ぜひ参考にしてみてくださいね。
新築をご検討中の方は、お気軽に当社までご相談ください。



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